自分が売りたい商品を無理なく販売する方法

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 今日は、「間接告知」というビジネスモデルパーツをご紹介します。告知とは、お客様に自社の商品を紹介したり、自社のサービス内容を教育したりすることを言います。このような告知を行うためには、様々な手法があり、見込み客、来店客(資料請求客)、初回利用客などのお客様のステージによってその手法を使い分けていきます。

 例えば、見込み客に対してある商品を告知したい場合には、DMの中のセールスレターやお客様の声の中にどんなサービスや商品がお客様には一番おすすめなのか、その理由と共に乗せておきます(※1)。また、来店客に対してであれば、初回来店時や2回目以降にお客様の許可をとって、カウンセリングの時間を20分ほどとり、そこでおすすめの商品について教育を行っていきます(※2)。

 そして、来店客や初回に限らず利用していただいているお客様に活用できるのが、「間接告知」です。マクドナルドがこの手法を取り入れています。マクドナルドで注文をするとどんな小さな注文でも必ずトレーの上にからなずA4程度の告知用紙をのせています。この告知用紙には、慈善事業などの自社の取り組みや新商品の紹介などが紹介されています。


 飲食店などで、トレーを使っている店舗はおおいのですが、誰もまねしているのを見た事がありません。紙代が高いとか、資源の無駄と思われているかもしれませんが、おそらく、お客様を教育することの重要性を把握していないのでしょう。お客様を教育するというと偉そうな気がしますが、セールスと一緒で、お客様は必要なものであれば教えて欲しいのです。教えてもらえずに、安くて損する商品や、自分の問題の一部しか解決できない商品を購入することで時間を損したくないのです。


 トレーでなくても、「間接告知」の方法はあります。壁やトイレのスペースを活用して、張り紙をしておいたり、メニューと同時にテーブルに据え置きしておく事もできます。この手法は、多少やられている会社さんもあります。また、店先に張り紙をしておくことや、紙を取り出せる持ち帰りのレターを用意することで、通行人に対しても教育をすることができます(※3)。

 

 このように「間接告知」のビジネスモデルパーツを活用することで、押し売りでなく、お客様が本当に欲しいと思っている真の情報を伝えお客様を教育することができます。ここで、あなたの会社でも何かお客様に直接、口やDMで伝える方法以外で間接的にさりげなく伝えることが出来ないか考えてみてください。あなたの知っている当たり前は、お客様には当たり前ではありません。あなたが伝えないことが罪なのです。それぐらいの覚悟で何がお客様に一番伝えるべきことなのか、しっかりと考えていただいて、この手法に限らず新しい伝え方を見つけてください。まずは、実行してください。あなたならできます。それでは、また次回お会いしましょう。


※1:お客様の声については、ねつ造せず、あなたの会社がおすすめしたいと考えていることを書いてくれているものを選びます。

※2:これは、「顧客カウンセリング」というモデルをビジネスモデルに取り入れています。

※3:ちなみに、この手法は、口コミを生むビジネスモデルと組合わさったときに最大の効果を発揮します。口コミであなたのおすすめ商品をお客様がお客様に伝えるわけですね。この手法については、いずれお伝えしたいと思います。



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